寒かった冬が過ぎ、やっと麗らかな春がやってきた!
──と喜びたい気持ちもわかるが、喜んでいるのは人間だけではない。前回のコラムで取り上げたアライグマもそうだし、「シロアリ」もだ。
シロアリの何が問題かといえば、もちろんご存知の通り「家」を食べてしまうから。もしあなたのお宅に、無数のシロアリが潜んでいるとしたら、春を愛でる余裕もなく、恐怖におののくことだろう。
何事も、発見と対処が大事。そこで今回はそんなシロアリについて語っていく。

4月下旬〜7月上旬、
シロアリたちが一斉に飛び立つ時期
先に少しお勉強になるが、シロアリには大きく2種類が存在する。ヤマトシロアリとイエシロアリだ。ちなみにシロアリというからといって、決して「白いからだ」をしているわけではない。
ヤマトシロアリに関しては黒っぽく、公園などでよく見かけるアリのように見えるかもしれない。またイエシロアリに至っては、ダンボールのような茶色をしている。なので、「白くないからシロアリじゃないよ!」という油断は禁物だ。
それではここで、それぞれの特長をまとめてみよう。
【ヤマトシロアリ】
・4月下旬〜5月が一斉に飛び立つ時期
・黒っぽいからだ
【イエシロアリ】
・6月〜7月上旬が一斉に飛び立つ時期(気温と湿度が高い時期)
・茶色っぽいからだ
なぜ一斉に飛び立つのかというと、これはその家で育った子どもたちが独立して、分家を構えようとしている行為。よって、“実家”には親や兄弟姉妹たちなどが残ることになる。逆にいえば、そうして育った子どもたちが、一斉に“飛んでくる”ことだってあるのだ。
ちなみに残る理由は、「羽が生えない種類」として成長しているから。ヤマトシロアリ・イエシロアリとして、それぞれ生まれ、育っても、時期になると羽が生えて飛び立つモノと、羽が生えずにその場に留まるモノがいるというから、シロアリの世界は不思議だ。
この時期、家の中や庭などに、「羽」らしきものがたくさん落ちているのを見かけたら、あなたの家がシロアリに狙われた証拠となる。

シロアリによって行動が違う。
もしかしたら“シロアリ・アパート”に!?
2種類のシロアリの色の違いを説明したが、今度は行動についても解説しよう。
まず黒っぽさが特長のヤマトシロアリだが、平面を好んで行動する。つまり、1階付近が中心だ。
玄関先やお風呂場などで発見されることがあるほか、軒下などが有名。そんな平面を好んで行動するヤマトシロアリも、1階の壁などの垂直行動をしていることも見られるという。
一方でイエシロアリだが、こちらは行動範囲が広い。2階で見つかることも多く、「九州全般で発生が確認されているイエシロアリですが、これを駆除するのは本当に大変。家の中のどこに生息しているのかを探す作業もしなければならないんです」とは、毎度おなじみのゾノ部長だ。
発見報告は、「押し入れの整理をしようとした時など、年末の大掃除のタイミングというのも多いです」とゾノ部長。

ペストバスターズでもなかなか困難なシロアリ駆除。見かけたり不安を感じた場合は、やはり専門業者に依頼するのが一番だ。
料金や駆除内容が心配な場合は、なんなりとペストバスターズに問い合わせをしてほしい。ご納得の上で作業をさせていただいているのが、我らがペストバスターズだ!

4月〜7月のシロアリの一斉飛び立ちの時期も、市民の暮らしの平和を守っていくのである。