ついにガンちゃんが先輩に!
ガンちゃん2号もよろしくね
新米隊員・ガンちゃんは、
先輩隊員のようにうまくやれなかった日は、
自宅で一緒に暮らす“モフモフ動物”たちに顔を埋めて悔し泣き。
セルフで心を癒やして、明日への活力に代えていたのであった、
そんなガンちゃんに、なんと後輩隊員がやってきた!
「こんにちは! 本日はどうぞよろしくお願いいたします!」
男気あふれるガンちゃんとは正反対の、
爽やかスタイルの「ガンちゃん2号」。
──ということで、今回は、ガンちゃん2号を紹介していく。
ガンちゃんの後輩隊員ではあるが、実際の年齢は2つ上。
ペストバスターズに入隊する前は、
「ずっと包丁を握る仕事をしていたんですよ」
という。
包丁を殺虫スプレーに持ち替えた、その経緯を聞こうじゃないか。
「私は二十歳の時に結婚式場のレストランで働き始めたんです。
最初はウエイターだったんですけど、厨房に欠員ができたことで
『おまえ、やってみないか』と。
いろんな料理を作りましたよ〜
『ポアレ』とか『ローストビーフ』とかですね、
ローストビーフにタレで♡マークなんかも描きましたね〜(笑)」
なんと! ガンちゃん2号は爽やかな上に、
おしゃべりも上手だった。
「その結婚式場には長く勤めていたんですが、
結婚式の件数が減ってきたという状況になり、
会社の都合で退職することになりました。
その後転職したのは、
やはり自分には包丁を使う仕事しかないだろうと思って、
観光客のお土産店の一角にある鮮魚店でした。
獲れたての魚をさばいて店頭に並べたりとかですね。
ここでの職場も長くいましたし、とても思いを込めてやっていたのですが……
新たなプロジェクトの準備が最終段階までいったというのに、
鶴の一声で流れてしまったんです。
そこに心が砕かれてしまい、
今までのように思いを込めて仕事を継続することは難しいと思って、
新たな世界に飛び込むことにしたのです」
ありがとう、キミのことがよくわかったよ、
ガンちゃん2号。
ベテラン隊員に同行し、
害虫獣駆除の「いろは」を学んでいる!
がんちゃん2号は、爽やかな上でおしゃべりが上手、
その上ハートの熱さも感じられる人物のようだ。
これまでの、職人気質なペストバスターズ隊員には居ない、
新キャラの入隊により、新たな風をもたらしてくれるかもしれない!
そんな期待を持ちつつ、もう少し話を訊いてみる。
「そんな、包丁を握る仕事ばかりしてきた私が、
なぜペストバスターズを希望したのか、
ということが気になりますよね?
それは『厨房』というのが接点です。
私が勤務していた厨房にも、
やはり害虫獣駆除のプロの方が来てくれていました。
その時に感動したんですよ、
自分たちでいくら駆除しても
次から次へと現れる害虫に困っていたというのに、
プロの方に任せたらたちまちに姿を表さなくなった。
そのことを思い出し、まだまだ新しいことにチャレンジするぞ!
──と、思って入隊しました」
入隊から3ヶ月ほどは、ゴキブリ・ねずみの駆除に同行。
その後は害獣系の依頼に同行し、現在ではひとりで調査にも赴くという。
「調査のため、はじめて天井裏に入らせてもらった時のこと。
私は、暗闇であり屋根裏がどうなっているのかもわからず
身動き一つできなくなってしまったんです。
どのポイントをチェックしたらいいか、
そんな基本もわかっていない時期でしたので、
怖かったですし、この仕事の難しさを一瞬にして思い知らされました。
ただ薬剤を撒いたり、捕獲器を仕掛けるだけじゃなく、
家の構造や害虫獣の生態を知らなければ“プロ”の仕事はできない。
天井裏からガックリしながら降りてきた私に、
依頼主の方にかけていただいた言葉が本当に嬉しかったですね。
『一生懸命やってくれてありがとう』
そのひと言をいただけることで、
私たちは頑張れるんだなあと、この仕事の醍醐味を知りました」
出来過ぎだろ、ガンちゃん2号!
今後の活躍や失敗談をぜひ聞かせてほしい!
ガンちゃん ✕ ガンちゃん2号
この凸凹コンビの活躍に乞うご期待!