「デスクワークが合わない」という気づきから
ペストバスターズの隊員になるまで
高校や大学を卒業し、いざ社会に身を置くことになっても、自分自身のやりたいと思える仕事が見つからなかったり、「とりあえず知っている名前の会社だから」と就職してしまうことだって誰しもあることだ。
今回登場する新隊員・くまっしーもそのひとり。
2025年5月にペストバスターズの隊員として活動をスタートさせたが、それまでは企業勤めのデスクワークが中心だったという。
「前職は派遣会社だったんですけど、その派遣スタッフの管理をする業務についていました。仕事や仲間に対する不満が溜まって辞めたいと思ったわけではないんですけど、日々のデスクワークに対し、夢中になれる仕事ではないと感じてしまっていました」
と話す。さらに「体を動かすことが好きだったので、体を動かす仕事をしようと思いつき、ここにたどり着きました。自分の父親も客商売をしていましたし、私も人と話すことが好きなので、『体を動かすこと ✕ 人と接すること』という基準で選びました」とも。
── しかしそれなら、他にも職種があったように思う。なぜ「害虫獣駆除」を選んだのか疑問に思うと同時に、「毎日ゴキブリを見ることになるけど大丈夫なのか?」という余計なお世話の心配がよぎる。
く 「あはは! 全然大丈夫ですよ! むしろ虫とか好きですし!」
筆 「あの……、お言葉ですが、虫とゴキブリでは大きな違いが……」
く 「あはは! そうですね! でも私にしてみれば似たようなもんです。なんなら家の天井裏にもネズミがいましたよ(笑)」
くまっしーは明るいキャラだ。ゴキブリもネズミも“怖くない”どころか、人と話をすることが好きだという性格は、個人のお宅や施設などにお伺いするにも向いている!
以前紹介したITの新人・ユイトに続き、くまっしーも期待の新人であることはまちがいない!

いくらゴキブリが“大丈夫”でも、
飲食店にはかなりいるもんだ!
ペストバスターズの先輩隊員に同行し、あちこちの害虫獣駆除に出動して半年。たかがゴキブリと思っていたその1匹に「こんなに手こずるとは思いませんでした」と感想をもらす。
「自分の視野の狭さを痛感しているところです。先輩からのアドバイスで『どこどこが侵入口かもしれないけど確認したか?』と言われて気づき、そこを見てみるとドンピシャだったり日々勉強ですし、この道のプロのすごさを目の当たりにしています」と語る。
そしてこの仕事の面白さといえば「結果が出ること」だと言い、自分が考えた解決法が的中し、害虫獣の被害がストップできた時の達成感は格別だそう。
最近では“独り立ち”し、先輩隊員の同行ではなく、自分の担当の現場を任されるようになった。「ときどき先輩が現場に来てくれ、『いいところに目をつけたね』なんて言われるとやっぱり嬉しいですよね!」
転職前と転職後で、この仕事に対するギャップは「なかった」と話すくまっしー隊員だが、驚いたことがあったという。
「やっぱりゴキブリ対策には清掃と衛生管理に勝るものはないんですよね。それが行き届いていない飲食店などは、トラップにびっしりゴキブリがかかっていることもあってギョッとすることがあります。1店舗だけで開けたばかりの殺虫剤のスプレー缶を3本ぐらい使い切ってしまうことも。やっぱり飲食店をはじめ、お客さまとのタッグでゴキブリやネズミなどのいない環境が成り立つと思いますので、駆除だけではなく、衛生管理のお願いもあわせてやっていくことが必要な仕事だと思いました」
トラップにびっしにの「ゴ」。
筆者など1匹の蚊ですら恐怖のあまり絶叫し、獅子舞のように首をぶるんぶるん振って逃げ惑うという有り様。くまっしーのような強い人間がペストバスターズになってくれたことは国民を代表して感謝を申し上げたいぐらいだ。

休日は趣味のバレーボールや、
道の駅めぐりを楽しむ一面も
ペストバスターズの隊服を脱いだくまっしーのプライベートは、実に陽気だ。
まず「体を動かすことが好き」と語っていた通り、小学校・中学校・高校・社会人とずっとバレーボールをやってきたという。最近では“仕事の休みがあえば”という参加率になってしまったものの、日曜日に試合がある日は参戦するという。
また、道の駅めぐりでは「その地域でしか買えない特産品などを、そこで食べたり、買ってきたりするのが楽しいんですよね」と笑顔全開で語ってくれた。
お気に入りの道の駅を訊いてみると「唐津にある『桃山天下市』という道の駅が好きですね。海産物ではサザエや牡蠣などがおすすめ。新鮮だし最高に美味しいです!」
新隊員くまっしーは、そもそもスポーツマンで鍛えられた体を持ちつつ、害虫獣にも屈しない強さがある。それなのに明るくて陽気なキャラという、まさに“気は優しくて力持ち”。

そんな新米・くまっしー隊員と一緒に、
やろうぜ! ペストバスターズ!!