第38話 ゾノ部長に訊く!2025年の総括

今年の話題といえば、やっぱり「クマ被害」だろう。今年を表す漢字一字でも「熊」が選出されたほど、連日クマに関するニュースが報道される年となった。

ゾノ部長率いるペストバスターズでも、今年の“異常”を感じたようだ。

一体どんな年になったのか、総括を聞いてみた。

 

今年はとにかくアライグマ!
捕獲器が足りない事態に

「今年の4月です、アライグマの相談がこの時期にしては多いと感じたのは」

開口一番、ゾノ部長はそう切り出した。

「天井裏で鳴き声がする」「ずっと鳴いていて夜も眠れない」という問い合わせがとにかく多かったそうで、4月はその対応に追われたという。

しかしその騒動もじきに収まるだろうと思いきや……、「5月になっても6月になってもアライグマの相談が絶えない。さすがに今年の異常な事態を感じました」と、例年にない状況であったと語った。

天井裏にアライグマが棲み着いていることを想定して出動してみると、そこにはまだ目の開いていない生まれたての子が5〜6匹いる現場もあったというし、捕獲器を仕掛けていたお宅に回収に行くと、1日の合計が10匹ぐらいになることもあったという。

「とにかく毎日毎日アライグマでした。休みの日も緊急出動することもありました。なので捕獲器が全然足りなかったんですよ。急遽、各メーカーに問い合わせをして、捕獲器を揃えたんです。」

ニュースを賑わしたクマ被害をはじめ、アライグマもまた異常な出没状況だった今年。本来棲むべき場所には棲めない状況があることには間違いない。それをまざまざと感じさせられた2025年となった。

 

アライグマが収束したのは11月。
やっと例年通りの状況に

4月にはじまったアライグマの異常発生。その異常事態はなんと半年間も続いたという。

「アライグマの異常な発生で、今年は捕獲器を15〜16台ほど追加しました。そのアライグマもやっと10月下旬ぐらいに落ち着いて、11月にはピタッといなくなりました。それに取って代わって出没するようになったのが、イタチ。

これは私が経験してきた感覚値ですけど、おそらく害獣の中のピラミッドはアライグマがトップなんじゃないかと思います。アライグマが街に出没している間は、それ以外の害獣はそこまで見ない。でもアライグマがどこかへ移動して見かけなくなると替わって出没するのがイタチやタヌキなんです」

そのイタチやタヌキの出没件数などは例年通りだったようだ。さらにスズメバチも例年並み、シロアリに関しては例年より少なかったようだとも語った。

 

今年のNo.1ニュースといえば、
個性豊かな新人隊員の入隊!

今年はアライグマに悩まされた1年になりましたが、ペストバスターズのビッグニュースといえば、やはり新人隊員2名が入隊したこと!

まずは専門学校でITを学んだ新卒で入ってきた「ユイト」! ゾノ部長は「まさかITを学んだ人が害虫獣駆除をやりたいなんて夢にも思いませんので、非常に興味深いですよね。この業界が未経験などころか、社会経験もありませんから成長はまだまだこれからですが、いずれITをこの業界にもたらしてくれるんじゃないかと期待しています!」

また企業でデスクワークをしていた「くまっしー」は、「どの現場でも楽しそうにやってくれているし、早くもムードメーカーになってくれていると思います!」とゾノ部長。

早くも高評価……かと思いきや「早く体重を落としてくれないと(笑)! 今の身体の大きさでは天井裏にも入れないよ〜(笑)」とまさかのダメ出し’(笑)

もちろん、御本人とも笑い話のようになっているようなので、体が絞れてくれば文句無しの即戦力だ!

 

ということで2025年もお陰様で良い年となったペストバスターズ。
2026年も暮らしの平和を守っていくのである。

やろうぜ! ペストバスターズ!!

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