近年、SNSの影響もあり、大型トラックの長距離ドライバーとして女性が活躍していたり、遺品整理業として本まで出版した方が女性だったり、先日のNEWSでは「山形県漁協に『女性親方』誕生」が報道されたり……。
従来は男性中心とされていた業界でも、女性が活躍する姿が多く見られるようになった。
そんな中、我らがペストバスターズは──男性はもちろん、女性の入隊(入社)など、年齢や性別を問わず幅広く募集する運びとなった!
体力・勇気・正義感! これを備えた老若男女の皆さん、ぜひ我らペストバスターズの一員として、害虫獣に慄く市民の平和を守るため、共に戦おうではないか!
ということで、隊員の中では一番の新米だが、入隊3年を迎える「ユウシ隊員」にインタビューして、ペストバスターズの仕事ぶりを見てみよう。

ユウシ隊員、決意の入隊!
その前職と経歴は?
3年前に入隊したユウシ隊員は、異色の経歴を持つひとりだ。それ以前は、観光客がお土産を求めてやってくるような鮮魚店に勤務しており、そこで害虫対策を依頼していた会社の仕事ぶりに「カッコいいかも」と感激し、この業界へ飛び込んできたという。
── ユウシ隊員、その時の「カッコいい」と憧れた気持ちと、実際に自分がやってみるのでは、かなりのギャップがあったのではないですか?
ユウシ 正直に言って、ギャップは「ありました」(笑)。
当時、自分は鮮魚店に勤務していましたから、発注する側でしたよね。それで来てくれた方がキビキビとしていて頼もしい感じで、しかもゴキブリの発生原因を突き止めてストップさせてくれたことに感動したんです。
「自分もあんな風に誰かの困りごとを救える仕事がしたい!」
しかしいざ入ってみると、自分の力が及ばなすぎることばかりで最初は凹みました。
── というと、「こんな大変な現場だと思わなかった」とか「害虫駆除というに向いていなかった」というギャップではなく、自分がなかなか活躍できないといったジレンマ、という意味のギャップですか?
ユウシ はい、もちろんです、もちろんです! 仕事の内容はある程度イメージしていましたし、誰しも「ゴキブリやネズミを相手にする仕事に就く」ということに夢を持って希望する……なんてことはないはないですか(笑)!
なので、そうした大変さ──汚さや怖さなどは想定内で応募していますから、その点は大丈夫です! そうじゃなく、“たかが”ゴキブリ相手と思っていたのに、そのゴキブリに翻弄されている自分の不甲斐なさに、「こんなに大変なのか〜」とギャップを感じた、という感じですね。
── その大変な業務ですが、“おもしろい”と思える要素ってなんですか?
ユウシ それは最近わかってきたことなんですけど……、やはり、自分が知識をつけていくことで「これは、こういう動きをしているんじゃないか?」など推理といいますか、予測をつけていき、それが的中した時ですかね。
── 推理、ですか! たとえばどんな推理を日々しているんでしょう?
ユウシ そうですねえ。よくご依頼があるのは「天井裏で何か物音がするんです」という内容。天井裏で物音がするといえば、ネズミをはじめ、アライグマやイタチ、テンなども想像できます。
その選択肢の中から現場で検証し、足跡などを探します。家の庭付近に少しだけついている足形……その足の形が、垂直に壁についている。5本指の足形であり、指が長い。そしてしっかりと踏みしめていることがわかる“べったり”とした跡。
(これはアライグマで間違いない)といったことがわかるようになります。
── すごい! 足跡を辿ってその生き物の種類を特定していくんですね! で、その壁に着いた足跡は天井裏へ向かっていくのですか?
ユウシ そうキレイについていれば誰でもわかると思うのですが、足跡は途中で消えてしまったりしています。なので足形で予測を立てた上で、今度は問題の天井裏を見に行く。
そこでチェックしなければいけないのは「断熱材」があるか、ないか。
── 断熱材がある、とどうで、ない、とどうなんですか?
ユウシ 断熱材がある場合、冬は暖を取れることから「棲み家」にしている場合が多い印です。棲み家=子どもを生み育てることもそうですね。しかし断熱材がないと、子どもを産むことや子育てがしづらいのか、比較的出入りしただけということもあります。
── そういうことが、現場の状況からわかるようになるんですね。

それはそれは大変な仕事! だからこそ、
やり甲斐は大きく、ごはんが旨い!!
時には怒り狂うスズメバチの群れと戦い、時には高所に巣を作った鳩の巣を撤去し、時には家の屋根裏に棲む獰猛生物を突き止める──。
ペストバスターズは、こうした「戦い」を日々の生業としている集団だ。しかし昨今、体力に自信のある女性の志願者も増えているのも確かだ。それは男性同様に、正義感に満ち溢れた人々が、人間の平和な生活のためになんとかしたいという気持ちによるものだ。
“害虫獣ソルジャー”ともいえるこの仕事、ユウシ隊員は、どう思っているのだろう。
── まず、この仕事をやってよかったな、と思う瞬間はどんなときですか?
ユウシ それはやっぱり、依頼主が心から「本っっっ当〜〜にありがとうございました!」と感謝の言葉とともに頭を下げてくださる瞬間ですね。
── そこまで感謝の言葉をいただけるって、仕事冥利に尽きますね! ユウシ隊員、仕事の後はやっぱり達成感で満たされるんですか?
ユウシ それは毎度そうですね。どんな現場でもですけど……ハト被害でベランダがハトの糞で汚染された、という状況でも、我々がそこを清掃し、消毒し、さらにハトが飛来しないように防護ネットを貼るところまでをお引き受けしているのですが、それがすべて完了して帰る時など、本当に安堵感と達成感でいっぱいです。
そんな時に飲む缶コーヒーは格別な味がしますし、また一緒に行った先輩と「ラーメン食べて帰ろうか」なんて誘われて食べる一杯は、「この仕事をしていてよかったなあ〜!」と思える瞬間ですね。

── すごく人間らしい生活というか、労働でしっかり疲労して、その達成感の余韻で“ご褒美”のラーメンを食べ、家に帰ってお風呂に飛び込んで安堵する。日々「生きてるなあ〜」を実感できる感じですね!
ユウシ まさしくそうだと思います! しっかり働いてごはんが美味しい!って、本当に幸せだなと思います!
── 毎日ぽソコンの前に座って原稿を書いている私ですが、なんだかそういう仕事の仕方が羨ましくなってきました!
ユウシ ぜひ、我々と一緒にペストバスターズしましょう!
── 笑 今日はありがとうございました!

ユウシ隊員は、休みの日を利用して月に一度「お寿司の日」として、大好物のお寿司を思う存分食べて英気を養っているそう。
仕事の時間と、自分の時間。
そのメリハリがしっかりしていることも、仕事に集中できる環境ができているからだろうと思う。ぜひ、体力と正義感のある方はペストバスターズの隊員となり、世のため人のためになる任務に就いてみてはどうだろう。
求む! 新規ペストバスターズ隊員!