高卒キャリアの成長が伸ばせるビルメンテナンス業界!現場での対応経験がどんどん詰めることが◎

工業高校で学んだ電気設備の知識が活きる

理想の就活やキャリアアップを望むなら「大卒有利」という世の中であることは間違いありませんが──いえいえ、「経験こそ財産」である職種には早い段階での就職が有利に働くことが大いにあるのです。

今回インタビューに応じてくれた大坪魁聖さんは、2019年入社の24歳。工業高校を卒業後に三洋ビル管理に新卒採用で入社しました。ちなみに大坪さんがこのコラムに登場してくれるのは2度目。前回は22歳で、所属部署も新卒入社当初の「ビルエンジニアサービスグループ」でした。

今回は入社当時も振り返ってもらいつつ、工業高校で学んだことをどのように活かすことができ、また高卒キャリアが有利に働きキャリアアップできているのかという点を率直に伺いました。

── 大坪さんおひさしぶりです、ずいぶん顔つきが“大人っぽく”なりましたね! 思えば最初にお会いした頃はまだ高校卒業まもなくですから、あどけなさが残っていたように思います。

大坪 私ももう24歳になりました!入社して6年目ですからね(笑) その間に成人式も迎えましたし、少しは大人になれていると思います(笑)

── 今回再び大坪さんにお越しいただいたのは、その後の大坪さんの活躍も気になっていたことと、大坪さんと同じように高校を卒業したら就職したいと思っている高校生に参考になればと思ってなんです。

大坪 私も現在、部署が変わって新しい仕事をスタートさせていますので何でも聞いてください!

── 以前のインタビューでは「ビルエンジニアサービスグループ」に所属し、三洋ビル管理が担当しているビルなどの設備の管理・修繕に携わっていましたよね! その話を少しおさらいしたいので、どんな仕事内容だったかをお聞かせください。

大坪 はい、以前の部署では空調や水回り、セキュリティや消防設備といった、ビル内を安全で安定した状態を維持できるように、定期点検を実施したり不具合があれば修繕をするという部署でした。

── 大坪さんは工業高校出身ですが、その知識が現場で活かせることはありましたか?

大坪 そうですね、私は高校で電気科にいましたので、「照明が切れた」とか「配線がむき出しになっている」という電気系統に関することはすぐに仕事で役に立ちました。

── それは有利ですね! しかし、現場では電気系統以外の不具合も発生することと思います。そうした部分はどう対応していたんですか?

大坪 やはり先輩や上司にアドバイスをもらいながら、という対処の仕方にはなりますが、私が思うに、いくら知識を詰め込んでも現場での発生する事態は教科書通りではありませんので、経験して知識を積み上げていくことに尽きると思います。

── なるほど、そういう意味でも高校を卒業してすぐに就職することで、早めに現場を体験できることがメリットになっているということですね?

大坪 そう……だといいなと思っています(笑)

大塚 ちょっといいですか!(笑)

── はい! 人事担当の大塚さん、どうしましたか?

大塚 三洋ビル管理では、大卒・高卒など幅広く採用を行っていますが、この現場での対応など高卒キャリアの方々は本当に優秀な人材ばかりだと自負しています!(笑)

── それは素晴らしい〜! ということは、その現場は平均年齢も低いんですか?

大塚 おっしゃる通りで、しっかりとしたデータではなくて恐縮ですが、おそらく同業他者さんと比べたら低いと思いますね。一般的に30代〜40代じゃないかと思いますが、弊社は平均年齢20代のメンバーがバリバリ活躍していますし、課長も40 代と若く、兄貴のような存在でチームを引っ張ってくれています!

あ、今回は大坪が主役ですので、私はこれで(笑)

── 人事部の大塚さん、補足説明、ありがとうございました!

 

現場での経験を活かし、ビルマネジメントの分野にチャレンジ

新卒入社当初の「SBMビルエンジニアサービスグループ」で3年半ほど現場での経験を積んだ大坪さん。その後は「PBM推進グループ」という部署に移動し、主にお客さまと打合せなどをメインに行う、ビルマネジメント職に就いているといいます。

以前の部署と、現在の部署。どんな仕事の違いがあるのかなどを聞いてみました。

── 本題に入る前に……前の部署では修繕工事なども行うわけですから、作業着などを着ていましたよね? 現在はスーツ?

大坪 スーツですねえ〜(笑)

── おお〜!! 大坪さんのスーツ姿、ますますカッコよくなっちゃったんですね!(笑)

大坪 いえいえ、そんなことはないですよー(笑)

── というか、現場で黙々と作業をしていた環境から、お客さまとの打ち合わせをしなければいけない今、実際のところどうなんですか?

大坪 そうですね〜、私も最初は「できるかなあ〜」という思いもあったんですが、現場でいろいろ経験してきたことで、「頭で考えなくてもスラスラ言葉が出てくるな」とは思います。

── なるほど! すごくスムーズな流れで次のステップに移行しているという印象です。

大坪 結局のところ、今の部署では、今まで自分がいた部署に仕事内容を依頼するという流れになりますので、その部署のことも良くわかっていますし、経験してきたことを踏まえて後輩にはアドバイスと共に仕事を依頼することもできますね。

── 仕事のやりやすさもあると思いますし、今まで経験してきたことを視野を広げてみることもできる。すごくご自身の成長も感じているんじゃないですか?

大坪 そうですね、知識や考え方など、経験するたびに成長できているのかなという実感はありますね。

── (拍手)さすがです!(笑) とはいえ、中には「手先が器用ではないので不安です」とか「人と喋ることが得意ではないです」という方もいらっしゃると思います。そうした人には不向きな仕事なんでしょうか?

大坪 あはは、そんなことはないですよ!(笑) 自分自身、特別手先が器用なわけではないですし、友達と喋るのは好きだけど営業トークができるほど上手ではないと思います。でも、「一緒に楽しんで仕事をする」という気持ちがあれば絶対大丈夫だと思います!

── 平均年齢も低いということで、同じ年ぐらいの仲間と共有しながら学べたり成長できたりする環境なのかもしれないですね。

大坪 それはあります! 仕事の悩みというか……わからないこととか、そういうのも気軽に話し合える仲間がいる環境だと思うので、「やらされている」というよりは「やるためにどうしようか」という前向きな気持ちになれると思います。

── それなら仕事を「自分ごと」として、楽しみながら成長できそうですね! 最後に大坪さんご自身に対する質問をさせてください。

スーツを来て仕事をするようになった大坪さん。好きな色のワイシャツはなんですか?(笑)

大坪 あはは、青です!

── ありがとうございました!(笑)

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