三洋ビル管理エルスリネンうきは工場に関しては、何度となくこのコラムでも取り上げてきた。
作業環境と作業効率の向上に全力で取り組む江口慧輔(事業部長)、従業員ファーストで働きやすさに尽力する重松直人工場長、このコラムに掲載するや採用希望者の鑑となったマネジャーの荒牧真由美さんなどなど、エルスリネンうきは工場にはたくさんの魅力的な人材が揃っている。
そこに新たに加わったのが、掲題の現役ラガーマン・藤倉大介!
根っからの明るい性格で、早くも工場内のムードメーカーに。力仕事は“筋トレの一貫”と、常に満面の笑顔で働く“二刀流”に話を聞いた。
目次
地元・福岡県うきは市に本拠地を置く、
ルリーロ福岡のFW選手が「仲間」に!
藤倉大介選手──いや、藤倉さんが取材の席上に現れると、一瞬にして周囲の空気がパァ〜ッと楽しげなムードになった。現役のラガーマンであることをすぐに感じさせるハリのある胸筋に大きな身体は、見るからに逞しくハツラツとしている。その“ゴツい”身体とは裏腹に、表情は、笑ったひまわりのように可愛く明るい。
「よろしくお願いしま〜す、藤倉と申しま〜す!」
ああ、なんて爽やかなのだ!
──と、ここでルリーロ福岡と藤倉大介選手のご紹介。
藤倉大介選手が所属する「ルリーロ福岡」は、2022年に発足という誕生間もないラグビーチーム。母体となる企業を持たないため、選手たちは地元のさまざまな企業に就職してプレーしている。チーム名の「ルリーロ」とは、うきは市のシンボルである「カワセミ」の羽色である瑠璃色と、フランス語で「笑い」を意味する「Le Rire(ル・リール)」をかけ合わせた造語だそう。
また藤倉大介選手は、東京都出身。身長180cmという恵まれた体格を活かし國學院栃木高等学校ではラグビー部に所属すると、U19日本代表候補に選出される実力を誇る。そして高校を卒業後、大東文化大学へと進学してラグビーを続け、社会人となり宮崎のチームに1年間所属。現在はルリーロ福岡で活躍中だ。
以上のことから、藤倉選手も“社会人ラガーマン”であるために、三洋ビル管理のエルスリネンうきは工場に就職となったのだ。

「家から職場も練習場も近いのが最高!」
プレーも仕事も全力、絶好調!!
自チームに母体となる企業を持たないルリーロ福岡では、選手それぞれがスポンサーの企業などで就労しラグビーを続けている。
スポンサードしている三洋ビル管理では、初めて迎え入れたのが藤倉大介選手ということになり、エルスリネンうきは工場に配属となったのだ。
「家からめっちゃ近いんですよ! なのでお昼休憩も家に帰ってごはんを食べて、軽く横になって身体を休められる。しかも仕事が終わって練習に行くのにもすぐ! ラグビーも工場の仕事も体力勝負なので、これはありがたい環境なんですよね〜」と藤倉さん。
ちょっとその生活スタイルを覗いてみると──
「食べることも仕事のひとつ! なのに125キロ(kg)まで育てた体重が、仕事を始めたら120キロまで落ちちゃったんですよね……。だから『やばい痩せちゃう!』と思って、食べることにも一生懸命になりました!」
朝8時45分に出勤した藤倉さんは、午前の仕事を終えると一旦帰宅。お昼ごはんを食べ休憩をとったら再び出勤し夕方6時まで仕事をする。そして6時45分からラグビーの練習に行き夜9時頃に練習が終わると、今度は一目散にスーパーに向かうという。
「その時間になるといろんな商品がお安くなるじゃないですか。お肉も『半額』なんて時もあって、大助かりですよ!」
そのお肉はお昼休憩分も買い込んでいるので、「昼からひとり焼肉してます♡」とも明かしてくれた。
ラグビー選手として活躍すること、そして仕事を覚えて1人前になること。この両輪を充実させるための好環境が整ったようだ。

ラグビーだけでは得られなかった「大事なこと」。
社会人としての成長が感じられる
取材時は入社「1ヶ月」というまだ間もない頃であったが、仕事について尋ねると「それが楽しくて、こんな楽しい仕事なんてあるのかな!?と思ったぐらいです! そしてみんな優しくていい人なんですよ」と満面の笑みで答えてくれた。
藤倉さんの業務は、ホテルのタオルや食品工場のユニフォームなどを洗う担当。先程「楽しい」と言っていた藤倉さんだが、「初日は、洗濯物によって洗い方が違ったり、機械の扱い方も覚えなくちゃいけないし、体力自慢の自分でも『体力持つかな』と思うような重労働もあって、本音で言うと『えらいとこに来ちゃったな』と思ったんです。それが1週間経つ頃には「あれ?もうお昼?」と思うぐらい時間があっという間。それだけ夢中になって仕事をしているからだと思うんです」と語ってくれた。
時にはちょっとうまくいかないこともあるようだが、「クソ〜ッ! あんな優しい重松さん(工場長)を困らせちゃって、何やってんだよ俺は!」と思うとも話してくれたが、この言い回しをみても、すでに工場の一員になっていて、“仲間”のために貢献できなかった自分を悔やんでいることに気づく。
わずか1ヶ月ですでに仲間意識をもって取り組めるほど馴染み、また仲間たちも藤倉さんを歓迎している様子が感じ取れるエピソードだ。
そんな藤倉さんは、最後にこんな言葉を残している。
「ラグビーだけをやっていたら、社会人の何たるかのようなものがわからなかったと思います。でも今はそれが少しずつわかってきた気がします。何より、みんなで力を合わせて一生懸命にその日のミッションを成し遂げるということ自体、なんだか高校生に戻ったような気持ちにもなれて、今まさに、青春してます!」
現役のラグビー選手として活躍しつつ、フルタイムで仕事をするという両輪は容易なことではないだろう。それでも「青春」という言葉を使って語ってくれた藤倉さんは、今を楽しみながらすべてに全力投球なのだと思う。
また、イチ従業員の紹介コラムというだけでなく、プロスポーツとは違い「働きながらスポーツ選手を続けるということ」にも考えさせる何かもある。
このご縁からルリーロ福岡と藤倉大介選手を多くの人に応援していただけたら嬉しいと心から願う。









