「仕事」とは、令和の現代「結婚・出産・育児」を経験した女性であっても退職することなく、定年まで就労する時代となった。つまり多くの人が、人生の半分を「職場」で過ごすことになり、仕事こそが人生そのものといっても過言ではないだろう。 就活の際、よく耳にする「仕事選びで大事なのは『何をするか』より『誰と働くか』である」という言葉。さらにそこに付け加えるとするならば「どこで働くか」は最も重要だ。 まさしく結婚と同じで、一生を共にする相手=会社は、自分の生活や人生を大きく左右する要素。会社は従業員のことをどう考え、何を還元してくれるのか──この「恩恵」ともいうべき寄り添いを見せてくれる相手(会社)であれば、人はそれに報いようとするのも結婚生活に似ているように思う。 今回のコラムでは、主に就活をされている皆さまに向けたメッセージとしてお届けさせていただくのだが、同時に三洋ビル管理に興味を持っていただいたすべての方にお読みいただきたい。 目次三洋ビル管理は、ビル「だけじゃない」! 多彩な業種で、活躍の場が幅広い優秀な人材とは、学歴「だけじゃない」! 若いうちから活躍している実態に驚き清掃現場は丁寧さ「だけじゃない」! 一棟まるごと清掃する効率の良さを考えよ仕事だから一生懸命やる「だけじゃない」! 自己成長がある、仲間が大切、そして会社に貢献したい 三洋ビル管理は、ビル「だけじゃない」! 多彩な業種で、活躍の場が幅広い 今年創業50周年を迎えた三洋ビル管理は、1974年に「九州ビルクリア(株)」としてビルメンテナンスを事業軸に創業。10周年を迎える前年に「三洋ビル管理(株)」に社名変更し、現在に至る。 いずれも「ビル」と社名に入ってはいるものの、昨今の事業領域はビルだけに留まらず、分譲マンション・病院・コンサートホール・ランドマークなど、福岡市内では名の知れた施設などを担当。「あの病院も? あのホールも?」と、福岡の街を歩けば多くの三洋ビル管理がメンテナンスする施設に出くわすことだろう。また、50年の歳月の中で、維持メンテナンスの他、設備・内外装などの修繕、マンションの運営サポートといったサービスも提供。「建物管理」に対して総合的に対応できるほど、企業も成長していった。 さらに、三洋ビル管理の面白いのはメンテナンス業「だけじゃない」ところ。制服やシーツ等のクリーニング事業も展開し、ビル管理会社でありながら九州の大手クリーニングとしても活動している。触り部分の要素だけでも、ワクワクしないだろうか。 さて、そんな耳障りのいい話ばかりではなく、そもそもメンテナンス業とは“縁の下の力持ち”的なポジション。不動産業の中には主に「開発・施工・販売・管理」があるが、街の再開発であったり、スタイリッシュなデザインの建物を施工・販売する不動産業を上流とするならば、私たち三洋ビル管理は最下流である。言い換えれば“地味”な業種であることは間違いない。 が、言い分は大いにある。その地味こそ力、まさしく不動産という不動のものを相手にするという意味で安定性は抜群だ。年々増え続ける不動産(建物)の蓄積こそが私たちの「商品」であるのだから。 築30年・40年・50年といった建物が健康な状態で資産性を保っていられるのも、「管理業」である私たちの仕事があってこそなのだ、と誇りを持ちたい。 上記の内容を整理すると、管理業という「安定基盤」を持ちつつ、クリーニング等の他事業への展開といった「チャレンジ気質」の融合こそ、三洋ビル管理の最大の魅力。 直近の取組でいうと業務のDX化を進めている。三洋ビル管理のアナログを取り除き、培った人的能力をより効率的に活かせるように従来システムのバージョンアップにチャレンジしている最中だ。 優秀な人材とは、学歴「だけじゃない」! 若いうちから活躍している実態に驚き ここからは、採用担当の大塚正太さんにインタビューしてお話を伺っていく。 ── 異業種からの転職ということですが、外部の視点から見た三洋ビル管理の魅力はどんなところにあると思いましたか? 大塚 ひと言で言うと、「物」ではなく「人」にフォーカスしている仕事内容であったことは、私が最初に驚いた点です。 具体的に話すと、「ビルメンテナンス」であるため、建物というハードなものを相手に仕事をするのが“当たり前”だと思っていました。 しかし三洋ビル管理では、その建物を使う人・暮らす人、さらにオーナー様など「人」のために仕事をしているという感じです。「ここに不具合が見つかった。修繕しましょう。いくらかかります」という、通り一遍の仕事ではなく「不具合は見つかりましたが、すぐに修繕する必要はありません。資金の計画を立ててやっていきましょう」など、杓子定規のような回答・提案をすることがないんです。 ── 従業員を非常に大切にする会社だけに、それがクライアント様に対しても派生して、心の通い合う仕事をしているという感じですね。その他、評価できる点があればお訊かせください。 大塚 スタッフのレベルの高さを評価したいです。三洋ビル管理では、「何が悪いのか」を点検に行った者が判断できるんです。それも、新卒で就職した20代の若い子たちが先頭に立って不具合原因を追究していく。当たり前のことではありますが、実行できるまで時間がかかるものですから、レベルの高い会社だなと思いました。 ── 以前インタビューさせていただいた大坪魁聖さん! SBMビルエンジニアサービスグループに配属後、高校時代に学んだ電気の知識と、現場での対応でメキメキと成長し、今や頼りがいのある先輩になりましたもんね! 大塚 おかげさまで、大坪は頼もしい存在に成長してくれました! しかしうちの自慢は大坪「だけじゃない」んです(笑) 新卒入社のメンバーは目を見張る成長と活躍をしてくれ、ひとつの仕事を「自分事」として捉えて積極的に進めてくれる。決して易しくない対応ばかりの現場であるにも関わらず、手前味噌ですが「すごいな」と感心させられますよ。 本来、建物内の設備点検を担当する者は「作業員」として、まずは言われたことをしっかりできれば◎なんです。しかしよく考えればそれだけでは足りないですよね。 ── たしかに、私たちが受ける健康診断で結果だけを渡されても、良くなかった数値に対しどうしたらいいかわからないですよね。 大塚 おっしゃる通りで、その点検した結果をもとに説明や提案がないとお客様は不安ですよね。 そういうことを、弊社の若手スタッフたちができてしまうことがすごいなと思うところなんです。「何が悪いのか」という判断が自分たちでできること、その上で「まだ提案しなくていいこと」「直ちに提案すべきこと」を判断する能力もある。 「作業員+営業」というスキルがある人材が多数揃っていることは、三洋ビル管理の最大の強みだと私は思っています。 ── 三洋ビル管理の層の厚さを感じさせられました。大塚さんありがとうございました。 清掃現場は丁寧さ「だけじゃない」! 一棟まるごと清掃する効率の良さを考えよ さて、少し趣向を凝らして「コラム内インターンシップ」と題して、問題を出してみたいと思う。内容は、とある8階建てビルの全フロアを、時間内でいかに効率よく作業するかというもの。 皆さんもぜひ一緒に考えてみてほしい。 【課題】 清掃スタッフの作業割当を作ろう 【ヒント】 作業を割り当てるときのPoint ・フロアや場所ごとで分担するよりも、作業内容で分担した方が効率が上がる ・各個人の作業能力を考慮する(経験の有無、年齢や体力・性別) 【回答例】 一例として紹介 ・Aさんは、エレベーターで移動しながら、各階のトイレとエレベーターを担当(8階→1階) ・体力に自信のあるBさんは、フロアの広い部分を担当(1階→8階) このように、効率の良い人員配置と清掃箇所の割当は、まるで「謎解きパズル」のようなやり方で理想を求めていく。まずはこうした頭脳を使ってベストな清掃方法を確立していくのだ。 しかしながら、理想通りに実施できるわけではない。スタッフの心境・体調や、お客様が出すごみ廃棄量など机上では分からない要素が出てくるので、トライ&エラーを繰り返しながら理想と現実のギャップを埋めていくことが最も大切である。 また、この案件だけではなく、複数の物件を並行して対応するため、個別に作業指示を出している時間はない。よって、勤務シフトや作業割当と運用後の修正がいかに正確にできているかが勝負の鍵となる。 考えることが好きな人にとっては、与えられる課題が多く、ゲームのように攻略していく点も、この仕事が楽しめる要素と言えるかも知れない。 仕事だから一生懸命やる「だけじゃない」! 自己成長がある、仲間が大切、そして会社に貢献したい 三洋ビル管理では、これまでにさまざまな職種・多くの社員にインタビューを実施し『SBMストーリー』としてコラム化してきた。そこで見えてきたのは、見出しのようなポジティブな言葉を聞く場面が多かったこと。 「インタビューを受けているのだから良いことだけを言っているのでは?」という思いが過るのは当然のことと思うが、さまざまな企業でインタビューを行ってきた筆者が感じたのは「本当に嬉しそうに会社の自慢が話せる社員が多い」ということ。 これは“あるある”なのだが、インタビューを受ける社員の方は芸能人のようにコメントに慣れているわけではないので、多くの方は謙遜され「そんな大したことなどしていませんよ」「いい会社だとは思います」というところに留まってしまう。それをなんとか引き出そうとするのが我々の腕の見せどころなのだが、三洋ビル管理の社員の方に至っては、仕事の面白みや会社への感謝の言葉が矢継ぎ早に出てくる。 よって、これまでのコラムから一部抜粋し、一挙に公開してみたい。 ◆仕事を通じて自分をより高みに成長させたい 「入社してから一通りの業務を経験させてもらえたことが、今、統括責任者として働く私の自信や誇りにつながっていると思います。個人としての目標は『建物管理に関してわからないことがない』という人間になりたい」(エンジニアリング事業部・伊藤悠一) https://sbm-g.jp/230227-2/ ◆シングルマザーとして子育てしながら働ける環境 「やる気出ちゃって勉強をやりはじめて、クリーニング師の資格を受けてみたんです。シミ抜きの知識や技術がなくても自分の仕事をしっかりやることはできたんですけど、もっと仕事を覚えたいなって。この仕事にもっと自信を持ちたいというか、自分のため、会社のために仕事したいなって思うようになったんです」(エルスリネンサプライ事業部・荒牧真由美) https://sbm-g.jp/230417-1/ ◆博物館の清掃業務はアイデアを駆使して 「シミの攻略の仕方、落ち葉の攻略の仕方、日々『こうやったらよかった』など、自分のやり方に悔しがったりしています。基本の清掃を完璧に行うのは当たり前で、“それ以上のミッションを自分自身に勝手に与えている”、そんな感じです。だって、毎日汚れ方は違うし、毎日劣化も進んでいるんですから、その日の攻略法を編み出して最善の方法で戦わないとですよね。そういう意味では、ゲームを楽しんでいる時のような愉悦と達成感に似ています」(不動産マネジメント事業部・尾崎宏一) https://sbm-g.jp/231222-1/ ◆高卒キャリアに活躍の場を提供してくれる 「先輩や上司にアドバイスをもらいながら、という対処の仕方にはなりますが、私が思うに、いくら知識を詰め込んでも現場での発生する事態は教科書通りではありませんので、経験して知識を積み上げていくことに尽きると思います。わからないこととか、そういうのも気軽に話し合える仲間がいる環境だと思うので、『やらされている』というよりは『やるためにどうしようか』という前向きな気持ちになれると思います。」(PBM推進グループ・大坪魁聖) https://sbm-g.jp/240611_1/ ◆緊急対応業務の紅一点! 自分が役に立てること 「受付業務から始めて、その後『第二種電気工事士』という資格を取ったことがきっかけで今の部署に就きました。女性だから特別なことができるというよりは、『女性だから入れる場所』に重宝されていると思います! たとえば『女子トイレ』や『女性用の温浴施設』ですね」(ビルエンジニアサービス・岡崎由希) https://sbm-g.jp/240809_1/ ◆受水槽清掃のプロフェッショナル 「実は、私の前職が水回り専門の業者であり、タンクの清掃も多く引き受けて来ました。後に三洋ビル管理に転職すると、私を中心に専門のチームが発足し現在に至ります。何百件と清掃を行ってきましたので、故障が発見された時の対処法も心得ています。現在はそうした技術指導をすることも業務の一貫となっているんです」(不動産マネジメント事業部、エンジニアリング事業部兼務・柴田貴将) https://sbm-g.jp/231010-1/ ◆外国人技能実習生を見守り成長を促す 「この間試験があったのですが、『不安だ」』と口にしていた人も多かったにも関わらず、『対策していたことがバッチリできました!』と嬉しそうに答えていました。 教えた側もやりがいを感じる瞬間です!」(TITP/SSWサポート責任者・八江友和) 「『とにかく早く作業を終えたい』という現場には、若くて体力のあるスタッフを配置しますが、『スピードより丁寧で細かな作業が必要』という現場には、熟練のスタッフを配置します。その隙間を社員である日本人スタッフがサポートするという形で、盤石な体制をとっています」(SBMクリーンサービス・西中勇人) https://sbm-g.jp/241111_1/
2024.12.10 ビルエンジニアリング 多くの「だけじゃない」がある三洋ビル管理。採用担当に訊く「意欲的な社員育成」の環境 #インターンシップ #ビルエンジニアサービス #ビルメンテナンス #リネン工場 #採用
2024.10.10 ビルエンジニアリング 成長過程も業務連絡も「見える化」してストレスフリー!三洋ビル管理 東京本部が進めるDX化の取り組み DX化 新人の習熟度を視認化 派遣会社とのタッグ 管理ロイド 進捗情報の共有
2024.8.9 ビルエンジニアリング 施設内で発生する緊急事態にスクランブル発進!知識と経験をフル回転させ、迅速に初期対応 #エアコン #ビルエンジニアサービス #漏水 #漏電 #緊急事態 #電気工事士
2024.6.11 ビルエンジニアリング 高卒キャリアの成長が伸ばせるビルメンテナンス業界!現場での対応経験がどんどん詰めることが◎ #ビルエンジニアサービス #ビルマネジメント #工業高校 #採用 #電気設備